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高等学校における知財教育をテーマにした教科横断的な授業デザインと効果

研究課題

研究課題/領域番号 20H00802
研究種目

奨励研究

配分区分補助金
審査区分 1180:教科教育学および初等中等教育学関連
研究機関四天王寺東高等学校・中学校

研究代表者

吉田 拓也  四天王寺東高等学校・中学校, 教諭(中高)

研究期間 (年度) 2020-04-01 – 
研究課題ステータス 完了 (2020年度)
配分額 *注記
460千円 (直接経費: 460千円)
2020年度: 460千円 (直接経費: 460千円)
キーワード高等学校 / 知財教育 / 教科横断型授業
研究開始時の研究の概要

本研究では, 2019年度に実践した研究成果(奨励研究 : 中学校における知財教育をテーマにした教科横断的な授業デザインと効果)を基に, 高等学校での複数教科を対象に知財教育を行い, 教科横断型授業の開発を考える.
具体的には, 共通教科「情報」を軸として, 国語科・理科(物理)・家庭科・保健体育科を対象とする. 生徒への事前・事後の質問紙調査では, 学習内容の理解度や意識変容などの効果を測定し, 教師へのインタビューでは実践への構成要素や問題点を分析する. 生徒・教師の調査データを併せて, 普通科高等学校における知財教育をテーマにした教科横断型授業の教材開発を行う.

研究成果の概要

本研究では,知財教育をテーマにした高等学校における教科横断型の授業デザインを提案し,その実践を通して生徒の学びを検証するものである。一部,新型コロナウイルスによる学校閉鎖などにより予定変更せざる得ない部分があったものの,情報科を主軸として理科や仏教科を対象に,生徒に知的財産における正しい知識や見方,考え方を持たせることができるような題材や活動内容を設定して実践することができた。

研究成果の学術的意義や社会的意義

知財教育をテーマにした先行研究は,中学校の技術科をはじめとする各教科で取り組まれているものの,教科横断型授業で行う研究はみられず,本取り組みはそれを高等学校において複数教科にわたって新たな授業のデザインとして提案することができた。さらに知財教育を,産業の振興や文化の発展に向けて学校教育へ組み込み,教科横断型授業として実践できたことは,生徒にとって,多面的,構造的,統一的な見方や考え方が身に付いたり,子どもの思考の流れに沿った学習活動の展開ができたり,各教科にとって知財教育を取り扱う授業時数の軽減にもつなげることができた。

報告書

(2件)
  • 2020 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 研究成果

    (3件)

すべて 2020

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (2件)

  • [雑誌論文] 情報システムを活用した問題解決能力を伸長する情報の授業の取り組み2020

    • 著者名/発表者名
      吉田拓也、中井聖
    • 雑誌名

      コンピュータ&エデュケーション

      巻: 49 ページ: 52-57

    • NAID

      130008047394

    • 関連する報告書
      2020 実績報告書
    • 査読あり
  • [学会発表] 普通科高等学校における知財教育をテーマにした 仏教科と情報科の教科横断型授業の取り組み2020

    • 著者名/発表者名
      吉田拓也
    • 学会等名
      日本産業技術教育学会 第 37 回近畿支部大会(京都)(2020 年)
    • 関連する報告書
      2020 実績報告書
  • [学会発表] 知財創造教育をテーマにした教科横断型授業における生徒の新しい価値を生み出す過程の考察-理科と情報科による研究報告-2020

    • 著者名/発表者名
      吉田拓也
    • 学会等名
      日本創造学会第42回研究大会
    • 関連する報告書
      2020 実績報告書

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公開日: 2020-04-28   更新日: 2023-03-23  

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